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電気通信大学大学院情報理工学研究科
情報・ネットワーク工学専攻
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修了生のことば

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堤 瑛美子: 2022年度博士課程修了

学部から博士後期課程まで植野研究室でお世話になりました。私はe-ラーニングシステムでの学習支援のために、教育ビックデータを分析する機械学習手法の研究をしてきました。初めは情報数理に関する知識はほとんどありませんでしたが、ゼミ・学会発表・論文執筆の都度に先生方からのご指導をいただき、博士修了まで成長することができました。良い成果を出し、論理的にプレゼンし、論理的に文章を書くことがいかに難しいか、悩みながら日々を過ごしていました。それほど、先生や先輩後輩とのディスカッションが活発で有意義な時間だったのだと思います。植野研究室での研究生活を通して知識や技術を得ることは重要ですが、特に自分の能力以上のことに挑戦し続けることの重要性を学びました。植野研究室は学会への参加や論文投稿に積極的なので、目標を達成するために成長したい学生には理想的な環境の研究室です。既に所属している学生もこれから所属する学生もぜひ色々なことに挑戦して、想像もつかない自分にたどり着いてほしいです。

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西尾 徹朗: 2022年度修士課程修了

私は学部時代は他大学で教員養成課程に所属しており、物理を専門にしながら学校教育におけるより良い授業の方法を学んでいました。大学院では集団授業の方法ではなく、ひとりひとりに最適化された教育の方法(アダプティブラーニング)の研究がしたいと考え、植野研究室に入りました。研究室では、普段の研究内の議論や毎週のパワポを使ったゼミ発表を通して、論理的かつ明確にわかりやすく伝える方法と研究の進め方を少しずつ体得できたと思います。はじめは他大学かつ他分野からの入学だったため、ついて行けるか不安でした。しかし、自分だけで考えるのではなく先生をはじめ先輩方、後輩、同期と議論や相談、雑談の中で少しずつ問題を解決したり、研究室メンバーと筋トレに行き、リフレッシュすることで研究を進めることができました。植野研は議論しやすい環境があるだけでなく、計算資源も豊富です。外部の企業との連携があり応用研究も行えるため、理論から応用まで自分がやりたい研究に挑戦できる理想的な環境です。ぜひ、教育や情報数理に興味がある方は研究室を訪れ、先生や研究室のメンバーに気軽に相談してみてください。

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苗村 智行: 2016年度修士課程修了

私は学部時代,他大学の経営学部で数理ファイナンスを専攻していました.このとき統計学を勉強する機会があり,次第にこの分野に興味を持つようになりました.大学院では統計学や機械学習の手法を学ぶと同時に,これらを別の分野に応用する研究がしたいと考え,植野研究室に入りました.植野研では機械学習手法を移動ロボットに応用する研究に取り組んでおりました.この研究はソフトウェアだけでなく,電気回路等,これまで経験したことがないハードウェアの技術が必要でした.しかし統計学や機械学習を専門とされる先生方だけでなく,元々ハードウェアの分野を専門とされていた先輩・同輩方からご指導を頂くことで,研究を進めることができました.このように植野研は様々なバックグラウンドを持つ方々と共に研究できる環境が整えられており,元々の専攻にとらわれることなく自分の思う通りの研究に取り組みやすい研究室です.研究テーマについて迷っておられる方は,是非植野研に訪れ,先生方に相談してみて下さい.

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丸山 晃靖: 2016年度修士課程修了

私は学部時代インタラクティブシステムに関する研究を行っていました。大学院では統計を用いた研究を行いたいと考え、植野研究室に入りました。植野先生をはじめ先生方には入学前から修了間際まで親身に相談に乗っていただき、自分の興味のある研究内容を学術的にどう伸ばしていくかご指導頂きました。植野研究室は学生の自主性を重んじ決して押し付けることのないスタイルで、学生は自分の考えを明確に表現する力を身につけられます。そして型にはまることなく自主的に力をつけた学生の就職進路は多種多様で、社会人になっても刺激を与え合える仲間に出会える場でもあります。植野研究室で学ぶことが出来た私は最高に幸せだったと卒業してからも日々感じながら過ごしています。配属を控えた学生、電通大大学院への進学を検討している方々はご自身の思いを植野研究室の先生方へぶつけてみてはいかがでしょうか。

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大澤 愛喜: 2016年度修士課程修了

学部時代は項目反応理論を用いたeテスティングの研究を行っていたため,より深く項目反応理論について学ぼうと思い,大学院から植野研究室に入りました.しかし,大学院で初めて機械学習に触れて興味を持ち,顔表情を機械学習を用いて判別する研究を行っていました. 植野研では研究室にいなければならない時間は決まっておらず,各自が自分のペースで研究を進めることができます.家が遠いこともあり,他の人に比べて研究室へ来ることが少なかったのですが,毎日しっかりと通えばよかったかなと思っています.また,大学院で研究を進めるにあたって調べても分からないことが少なからず出てきます.まずは自分でしっかりと調べることが重要ですが,分からないことは専門家である先生方に質問して,分かるまで教えて頂きましょう. 1年後期以降は就職活動等忙しくなると思いますが,できるだけ毎日通い,先生方にたくさん相談する.これらのことを意識して院生生活を送ってください.

Sebastien

Sébastien Louvigné: 2016年度博士課程修了

I first joined Ueno lab in April 2013 as a PhD candidate, after graduating from a Master course on Computer Science applied to Management in France, 2004, and after working as a computer engineer in France and IT instructor in UK. My desire was to combine both aspects of my previous experience (computer science and pedagogy) in order develop new methods with new technology applied to education. Under the supervision of Prof. Ueno, I was able to pursue my research interests in educational technology to develop a social constructivist approach of learning motivation with a recommendation system providing diverse peers messages from social networking services. I recommend students and researchers to collaborate with Ueno lab to have a chance to work using the latest methods in machine learning and artificial intelligence, with the consideration of your personal research interests.

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須永 潤一: 2015年度修士課程修了

私は学部時代、他大学で金融工学を学んでいましたが、ベイジアンネットワークと呼ばれる確率モデルに興味を持ち、大学院から植野研究室に入りました。植野研には、私のように学部時代とは異なるテーマで研究を行っている学生が多くいるため、大学院から新しいテーマで研究したいという方でも安心して研究に取り組めます。植野研は研究室に来る時間など決まっておらず、自由な研究室でありつつも研究については各学生しっかり取り組む非常にメリハリのある研究室です。植野研の活動として週に一回、学生全員参加のゼミがあります。ゼミでは、まず自分の研究内容についてプレゼンし、その後、研究内容について先生とディスカッションをします。このとき先生からの質問に対して論理的に受け答えすることが要求されるため、ゼミでの活動を通して論理的に話す力が身に付きます。修了後は IT 技術者として民間企業に勤めておりますが、ゼミで培った論理的に話す力は今でも役立っています。最後に植野研の研究内容に少しでも興味を持った方は是非一度、研究室まで訪れてみて下さい。

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北島 大資: 2015年度修士課程修了

私は高専出身であり、当時はベイジアンネットワークを用いた学習支援システムに関する研究を行っていました。他大学への編入後も継続して研究を行い、国内外での学会発表を経験するうち、より専門的な知識のある先生の下で指導を受けたいと考えるようになり、植野研究室へ入りました。植野研では出身の異なる学生が多く在籍しており、ゼミをはじめとした研究室生活で様々な分野の情報を吸収する機会があります。また、時間に拘束されない分、自発的に研究に取り組む姿勢が求められます。そのため高い目標を持つ学生も、分野を変えて研究に取り組みたい学生も成長できるチャンスが非常に多い研究室です。ゼミでは論理的な話をする力がつき、何かをプレゼンテーションする際(研究発表・就職活動など)にその効果を強く実感することができます。高専出身や他大学出身の学生,留学生も多く在籍しているため、多様な境遇の学生にも理解があります。所属する研究室に迷っている方も一度研究室に訪れてみてください。

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